すっかり秋らしくなりました。10月1日みんプロ塾第9期の第5回講義が開催されました。

 スタートはみんプロ塾恒例の「1分間スピーチ」でした。八木塾長からズバリ「秋」がお題として提示されました。3分後には、自ら手を挙げたグループから順に20名の塾生全員がスピーチを行いました。即興ですが「秋」と言うだけで、診断士としての蓄積を垣間見る、個性的で、示唆に富んだ、またユーモアもある、様々な話題が萌出しました。6月の開講から場数を踏むごとに、確実に前進していると感じました。

 次は宿題の「ワードの統合」に対するフィードバックでした。塾生はグループに分かれて各塾生の担当章を各自で統合した「報告書」を持参してもらいました。本来その「目次」は同一となるべきものですが、数字の半角が全角、スペースがタブといったエラーの「塵も積もれば山となる」で、各グループによる差異が一目瞭然でした。塾生からはどよめきや溜息が聞こえました。中村幹事長から、間違いの指摘とその原因、修正方法から裏技・早業まで、プロフェッショナルなテクニックが丁寧に説明されました(IT音痴の筆者はここがみんプロ塾の価値のひとつだと改めて感心しています)。実務従事での提案書作成の本番では、「完全・完璧な統合」を目指して「みんなのチームワーク」でがんばりましょう!

 続いて、みんプロ塾の真髄「テオリア・メソッド」の講義と実務従事を想定した演習が行われました。グループに分かれ、付箋をふんだんに使ったディスカッションを繰り返しながら、与件文から課題の抽出・SPMの作成・SWOT分析・ドメインの検討までを学習しました。今回は中身よりも、一連の流れと段取りを体感することに主眼を置いた演習です。講義後は、親睦を深めながら中身の濃い情報交換を行いました。 12月からいよいよ実務従事が始まります。これからギアがどんどん上がって行きます。「チームみんプロ」で、切磋琢磨して参りましょう!