秋雨が降る中、2024年10月5日にみんプロ塾第11期の第5回講義が開催されました。今回から、いよいよテオリア・メソッドの内容になります。

午前中は1分間スピーチとWordのマージの確認を行いました。はじめに、みんプロ塾恒例の1分間スピーチを行いました。八木塾長から出されたテーマはチームワーク。12月から取り組む実務従事に、必要不可欠なものです。塾生たちは、チームで仕事をするうえで普段から大切にしていること、団体スポーツで培ってきた連携のコツなど、さまざまな視点からチームワークを捉えたスピーチがありました。ジェスチャーや視線の配り方などの、話し方も上達してきています。

次は宿題となっていた複数のWordをひとつのWordに統合する、Wordのマージの確認を行いました。説明された手順に沿って、マージすれば指示通りにできるはずです。実際は、スタイルの指定ミスがあったり、意図しない空白がまぎれていたりと、ケアレスミスをせずにWordをマージする難しさが実感できました。

午後からは、みんプロ塾のメインであるテオリア・メソッドの全体的な流れの理解です。講義で理論を学び、飲食店の診断という設定でチームに分かれて演習を行いました。中村幹事長からテオリア・メソッドの各パートの説明があり、続けてそのパートの演習を進めていきます。SWOT分析からはじまり、SPM(ソリューションプロセスマップ)の完成、報告までを今回と次回に渡って行います。今回は重要成功要因の洗い出しまでを行いました。限られた時間の中、模造紙を前に付箋に書き込みながら施策を考える演習はハードですが、塾生同士で協力し合い予定のところまで終えました。

今回は宿題がもうひとつあり、その結果も講義の後に確認しました。宿題の内容は、外部環境を定められた書き方のルールに従ってWordでまとめる、というものでした。漢字やひらがなの書き分けや記号の半角全角の統一など、定められたルールを逸脱していないかチェックして共有しました。こちらの宿題も、ルール通りに文書をまとめれば問題ないはずですが、ケアレスミスによるルールの逸脱が散見されました。どういったところに気をつけながらWordを作成すればいいか、全員で確認し合うことができました。

次回の講義で演習を終えれば、12月からはじまる実務従事に必要なスキル、診る、書く、話す、などに加えて、効率的にチームワークを活かして作業をすすめていく下地が整います。全力で診断企業のより良い未来に向け、施策を考えることに集中できることでしょう!

講義の後は、沖縄料理屋さんに向かいオリオンビールで乾杯して親睦を深めました。

季節の変わり目ですので、体調に気を付けて、フィジカルもスキルも万全の状態で実務従事に取り組めるよう、次回のテオリア・メソッドの総仕上に臨みます。