合同会社みんプロでは、毎月1回、会員向けセミナーを実施しております。講師も会員自身が務めます。これは会員が互いに知識・スキルを披露して切磋琢磨しあうとともにインストラクションやプレゼンテーション力を高めることを目的としているためです。

7月17日は阪本晋会員が講師を務め、近年、企業でも取り組みが広がりつつある「健康経営」をテーマに、具体的取組内容や企業にとっての取組意義について紹介を行いました。

「健康経営」とは、企業が社員の健康向上に積極的に取り組むことを通じ、従業員満足度の向上や生産性改善、収益性向上につなげていこうという考え方をいい、人員採用への好影響や医療費の抑制などの効果も期待されています。

具体的な事例を用いたミニ演習では、みんプロの「テオリアメソッド」の手法も使いつつ、健康経営実現に向けた「重要成功要因」や「明日からできる具体的施策」について各自で考えるなど、「健康経営」の考え方を、具体的な企業経営の施策としてどのように取り入れていくかについて、実践的に学びました。

また、セミナーの後には、受講生から講師役の会員に対し、内容についての質問だけでなく、より内容が伝わりやすくなるような改善点や、Zoomのようなリモート形式併用セミナーを想定した場合の留意点などについても、忌憚のない意見交換がなされ、「健康経営」につき学ぶだけでなく、これを経営者の皆さんにいかに解りやすく伝えるかという目線からも議論がなされました。

このような取り組みを通じて、みんプロとしても、「健康経営」が広く企業に根付いていくお手伝いをしていきたいと考えています。