(2021年11月20日 ZOOM&リアル会場ハイブリッド形式)

合同会社みんプロでは、毎月1回、会員向けセミナーを実施しております。講師も会員自身が務めます。これは会員が互いに知識・スキルを披露して切磋琢磨しあうとともにインストラクションやプレゼンテーション力を高めることを目的としているためです。

11月20日は山村知毅会員が講師を務め、「『地域の強み』の引き出し方講座」のプレセミナーを行いました。

地域活性化や町おこしに際しては、地域のメンバーを集めた「ワークショップ」「協議会」等の会議体での話し合いを通じて、合意形成や施策検討が行われることが一般的です。ただ、目的や価値観が異なる参集メンバーの意見を引き出しながら、同時にこれらの意見を具体的な方向性や施策にまとめていくのは、容易なことではありません。

今回のプレセミナーでは、みんプロ独自のコンサル手法「テオリアメソッド」の中心となる「ソリューションプロセスマップ(SPM)の作成」というグループ作業形式の講座について、参加した会員に擬似体験してもらいました。SPM作成の共同作業というプロセスを通じて、会議体の参加メンバーの頭の中にある「アイデア」や「想い」を引き出し、「明日からできる具体的施策」に結び付けていく技術を身に着けることを目的としています。

当日は、みんプロ会員に「日頃、町おこしや地域活性化の現場における中心的な旗振り役」という立場で受講してもらいました。セミナーの後には、講師役の会員に対して、SPMを「コンサル以外の一般的な方々」に展開する場合の解りやすい伝え方や工夫、プレゼンの見せ方、時間配分などの「気づき」について種々の意見が出されました。

みんプロの「テオリアメソッド」「SPM」は、今回対象として取り上げた「地域活性化」に限らず、あらゆる局面で、個々のメンバーの頭の中にある「モヤモヤとしたアイデア」を「具体的な形(施策)」に繋げていく効果的な手法です。この手法をより多くの方々に活用いただけるよう、わかりやすいセミナーを企画していきたいと考えています。